阪神淡路大震災から今日で18年

阪神淡路大震災から今日で18年。

朝の5時46分といえば、僕は大阪は箕面市の自宅で眠っておりました。下から突き上げるような揺を感じたあと、ベッドから身体が浮くほどに揺さぶられ、その激しさに、もうこの家は倒壊するのだろうと確信に近い感覚を覚えたものです。自宅は壁や床にひびが入り、地面が動いた影響で排水管が壊れて流れなくなりましたが、倒れには至らず今日を迎えています。

僕のうちはこの揺れに耐えはしたのですが、近所のなかには住宅やアパートが倒壊し、お亡くなりになった方も出る事態となりました。

公民館は避難所となり、国道は救援や避難で溢れる車が集中したゆえ、渋滞でまるで動かなくなり、昼夜を問わず、消防や救急や警察のサイレンが鳴り続ける日が始まりました。道に入った亀裂で、自由な通行さえままなりません。

1995年1月17日の出来事は、つい昨日のように思えます。そのことを思えば、今日を無事に迎えられることの有り難さをどう表現すればよいのか思いつかないほどと言えます。

あの震災は、真に大切なものとは何かを多くの人に問うたものとなりました。

地震が揺さぶったのは大地や街だけでなく、人々の価値観にも及んだではないかと感じる次第です。

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