段差解消スロープの長さの選び方は、傾斜角度を目安にします。

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屋外用-段差解消スロープ

段差解消スロープは、車椅子などで段差が乗り越えられない場合に大変有効です。

ですが、段差にあったスロープの長さでなければ、段差解消スロープを車椅子で使うことができない場合もあります。

スロープの長さの選び方は、傾斜角度を目安に決めます。
車いすの車種や、車椅子利用者の体重、介助する方の体力などで、スロープの傾斜角度の設定は異なりますので、使用環境に合わせてお選びください。

自走用車椅子を使用する場合と、介助用車椅子を使用する場合の2通りの選び方は下記になります。

自走用車椅子の場合
傾斜角度5度 自走用に

傾斜角度が5度程度の緩やかな傾斜でしたら、ほぼ自走で走行することができます。

スロープの長さは、段差の高さの約12倍の長さを選びます。
段差の高さ×12=自走する場合のスロープの長さ

段差の高さが15cmだった場合、段差の高さ15×12=180になるので、
180cmの段差解消スロープが必要になります。

介助用車椅子の場合
(介助者がいる場合)
傾斜角度10度 介助用に

介助者がいる場合は傾斜角度10度でしたら、介助者が楽に車椅子を押すことができます。

スロープの長さは、段差の高さの約6倍の長さを選びます。
段差の高さ×6=自走する場合のスロープの長さ

段差の高さが15cmだった場合、段差の高さ15×6=90になるので、
90cmの段差解消スロープが必要になります。

車椅子の種類や介助者の体力など、状況にもよりますが、段差解消スロープを選ぶときに目安として知っていると、大変選びやすくなりますね^^

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