汚職事件は挙げません
日本語の特徴を示す例として取り上げれることが多いのが、同音異義語。
ひとつ取り上げると、
「はしのはしをはしをもってはしってわたる」
を耳で聞けば、ちゃんと理解できるのですが、全文をを仮名で書いたら、なんとも奇妙な印象ですね。
漢字になおせば、もちろん「橋の端を箸を持って走って渡る」と記します。
なお、ATOKは優秀ですね。一気に打ち込んだのに、一発で正しく変換されました。がんばれジャストシステム。
その昔、日本がアメリカの占領下であった時代、漢字を廃止する方針が一旦が決まったそうですが、当然ならが有名無実化。
仮名ばかりで書くと、かえってややこしいのです。
「はしのはしをはしをもってはしってわたる」も耳で聞きながら「橋」、「端」、「箸」、「走」という文字に繋がるから理解できるのであって、漢字を知らないと、理解にかなりの労苦を要すると思います。
そういうややこしい言葉の一つが「おしょくじけん」
テレビニュースでアナウンサーさんが「業者からおしょくじけんを受け取ったおしょくじけんで・・・」と言ったとしても、聞くひとは「お食事券」と「汚職事件」をきっちり聞き分けるはずです。
そういう心配をするかしないかは別としてクリナップさんが『お食事券プレゼントキャンペーン』を実施中。
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暇なら「おしょくじけんをあげますが、おしょくじけんをあげません」と一気に打って変換して遊んでください。
正解は、「お食事券を上げますが、汚職事件は挙げません」