国際福祉機器展 HCR2018の2日目
日本で最も大きな福祉機器の展示会、『国際福祉機器展』通称HCR2018の視察で東京ビッグサイトへ行ってきた2日目です。
この写真は、撮影した時刻が開場よりも随分早い時間だったので、人通りがまばらですが、実の所は多くの来場者さんがお見えになりました。
さて、ロボットテクノロジーの展示は目立っていまして、多くのお客さんがご覧になっていました。テレビなどのメディアに露出が多いCYBERDYNE(ダイバーダイン)社さんのデモも催していたようですが、人だかりで見ることができなかったほど。
下肢装着式の歩行支援器具
写真には映ってないのですが、両手でクラッチを持って、それとこの歩行支援器具をブルートゥースで繋いで操作するようです。聞けば本社は韓国のメーカーさんの日本法人さんが出品なさってまました。
お疲れなのか座って休んでいます。
さて次は
マッスルスーツ
これはだいぶ認知が進んできたメーカーさんですね。背中に背負った器具は、人間が持ち上げる動作を補助する器具です。
思い荷物もかなり楽々と持ち上がるようで、使用したみなさんが驚いていました。
こういうハードなロボットもあれば、なごませてくれるロボットもあって、
会話ロボット『パルロ』
これは人とのコミュニケーションを目的としたロボットくん。
写真のパルロは、演歌に合わせて踊っているようすです。
さてこれは、インターネットに常時接続ですから、IoT機器とも言えます。人工知能(AI)を活用することで相手の顔をみてしっかり会話できるというご説明です。しかし僕は会話をためしていませんのでどれくらいの会話能力があるかどうかはわかりません。
ロボットですがいまもっともメジャーなのはパルロではなく、下記のこれでしょうね
ペッパー
ソフトバンクから発売のロボット。国際福祉機器展では展示物ではなくて、展示物を説明する説明員として『勤務』(?)してました。
そのうちロボットがロボットの説明をする時代が来るでしょうね。その説明を聞いているのがロボットだったりして。
ここまでくると、ちょっと怖くなってきます。
福祉機器の世界にロボットテクノロジー、インターネットテクノロジーが随分と浸透しだしてから随分と年月がたちますが、それが一層進んだと感じたのが今回の出展での感想です。
それを使いこなせるウデというかアタマがあるかないかで事業者の存在価値に差がつきそうな気配ですね。