防水畳・お風呂場用畳

お風呂場が危険とは、高齢者介護の分野ではよく知られてことです。

居間や廊下の室温と浴室の室温に差が大きくて、カラダに負担がかかる。いわゆるヒートショックは、かなり知られるようになりました。

冬場の暖かいお部屋から、寒い浴室に入ると血圧が大いに変化して、浴室で気を失ったり、場合によっては死亡したりという話し。

夏場のお風呂も同様に不用意は禁物。夏の浴室室温よりうんと暑くて、熱中症になってもおかしくないのです。
と、まぁ、介護現場のいろはとして、こうゆうことを教えられます。

お風呂場は温度差の危険もさることながら、

第一に、

水に濡れて滑りやすい。

そして、滑って転ぶと床が固いので非道く痛い。ときには骨折も考えられるほどに痛い。

そうゆうわけで、浴室マットを敷くこともあるわけですね。

すべり止めの機能と、転んだときのショックを和らげるためにです。

浴室マットといえば大抵は合成樹脂で、色はブルーやピンク、赤などの鮮やかなものが多いのですけど、ちょっとデザインとして、どぎつい印象をうけることもありがちです。

転んだときのショックをやわらげる素材でありながら、穏やかな印象で床に敷けるものといえば畳が思い浮かびます。

普通の畳は、水に濡れるとぐじゅぐじゅになって使い物になりませんが、浴室用の畳、防水畳は、濡れても滑りにくい畳です。

実は、そのメーカーさんが本日ご来店なさってくださり、その説明をしてくださいました。

畳表はさすがにイ草ではなく、合成樹脂ですが、肌触りも暖かですして、全体的にやわらかな弾性をもっています。

防水畳

防水畳

浴室畳

浴室畳

木製浴槽と組み合わせて使うとよく似合います。

現場に合わせて形状の特注対応も可能ですので、浴室全面に隙間なく敷き詰めるのも可能なんですね。

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