省エネ住宅ポイントでお得にバリアフリーを
去年話題になったので覚えている方もいらっしゃると思いますが、『省エネ住宅ポイント制度』が、いよいよ始まりました。
かつては『住宅エコポイント』という名前で似たような制度がありましたが、乱暴な言い方ですが、そのリバイバルみたいなものです。
国が作ったウェブサイトでは次のように説明されています。
省エネ住宅ポイント制度は、
省エネ住宅の新築やエコリフォームの普及を図るとともに、
消費者の需要を喚起し、
住宅投資の拡大を図る事を目的とし、
一定の省エネ性能を有する住宅の新築やエコリフォームに対して、
様々な商品等と交換できるポイントを発行する制度です。
さてこの制度、お得感がかなり高いのが特徴です。
新築で1戸あたり30万ポイント。
リフォームでも1戸あたり最大で30万ポイントがもらえます。
1ポイント=1円ですから、つまり最大で30万円分の補助=お得を国からいただけるのですね。
30万円が、いったいどのくらい凄いかと言えば、
年収400万円のひとを例にとりましょう。
このひと年齢は37才、都市部在住のサラリーマンで独身で扶養家族がいないと仮定します。
するとこの場合、住民税だけで年に約16万円も負担していて
消費税(8%として)だけで年間15万円前後も払ってるとなるのです。貯金をいくらしてるかで消費税額は変わりますけど。
すると住民税と消費税の合計で、およそ31万円を払ってるのですね。
省エネ住宅ポイントでもらえる最大で30万ポイント=30万円とは、住民税と消費税の合計分とほぼ同額を補助してもらえる可能性があるいう太っ腹な制度なんです。
さてこの制度、名称に『省エネ』というキーワードがついているのですが、
実はこれが『バリアフリー化』をお得に実現できる大チャンス。
「家の断熱改修工事」または「外壁、屋根・天井または床の断熱改修工事」と一緒にバリアフリー工事を行うと、省エネ住宅ポイントの対象になります。
なお、「バリアフリー工事」とは、階段や浴室に手すりを取り付けたり、床や玄関の段差をなくすなど、“生活の障壁(バリア)を取り除き、高齢者や障害者の方が快適に自立した生活を続けることができる住宅に変更するための工事”を指します。
ただ、条件があってそれはまず、次の3種類のうち1つの工事を実施することです。
1. 窓の断熱
内窓をつければOKです。
2. 屋根、壁、天井、床のいずれかを断熱にする
これは断熱材を入れなくてはなりませんね。
3. 省エネ住宅設備機器を設置する。
節水式の水栓に交換する。
この場合、最もお安く実現しようとそれば、小さな窓に内窓をつけることですね。
この内窓をつけるなど「家の断熱改修工事」または「外壁、屋根・天井または床の断熱改修工事」と合せて次のバリアフリーリフォームを行えば、加のポイントがもらえます。
1. 手すりの設置
浴室、トイレ、洗面所およびそれ以外の居室、廊下・階段
施工内容ごとに 6,000ポイント
2. 屋外に面する出入り口の段差解消
居室やトイレ、浴室などの出入り口および廊下などの床の段差を解消する工事
(勝手口にや、上がりかまち、浴室の出入り口は段差を小さくする工事も含みます)
施工内容ごとに 6,000ポイント
3. 廊下など通路の幅を広げる工事
通路、出入口
(介助用車いすで容易に移動するために通路または出入り口の幅を拡張する工事などです)
施工内容ごとに 30,000ポイント
この制度、なんと言ってもお得なのは、もらったポイントを
追加工事のリフォームに使えること。
たとえば、窓の断熱改修で8,000ポイント、
浴室の手すりで6,000ポイント、
洗面所の手すりで6,000ポイントを獲得したら、
合計で20,000ポイント。
このポイントを、玄関に手すりの取り付けに活用したなら、
ほぼタダ同然で工事ができるのです。
ポイントは何も無理して工事に使わずとも、商品券やプリペイドカードに交換することもできるんです。
いずれ必要な工事なら、この機会を活用しない手はありません。
この省エネ住宅ポイント制度は去る3月10日から受付が始まったばかりで、期限は来年の3月31日までなのですが、国が用意している予算は805億円。
期限が来なくとも、お申し込みが多くて予算が尽きれば、その時点で終了です。
おそらくは年内、いや場合によっては夏頃には予算が尽きるのではないかと思われます。
せっかくの省エネ住宅ポイントを使うためには早めのリフォームして申請するのが重要なんです。
急いでください。