チカラは面で受けた方がずっとラクです。面で支える立ち上がり補助手すり!
さて、みなさん。
ここに、500mLのペットボトルがあります。中身は天然水です。
手のひらの上に、そのペットボトルを立ててみましょう。
ペットボトルの底を手のひらの上に置いて見ます。
そのときの重さを覚えておいてください。
次に、そのペットボトルを上下反転させます。
ペットボトルのキャップを手のひらに置いてみると・・・・
こっちのほうが重たいと感じませんか。
実際の重さは同じなのにね。
なぜ、そう感じるのか、その理由はペットボトルの底の面積より、キャップの面積のほうが断然に小さいからです。
同じ重さでも小さい所に力が集中して働くから重いと感じてしまうのですね。
つまり、ペットボトルを支えるとしても底にかかる圧力よりも、キャップにかかる圧力が大きいのです。
えっ、何の話しなんだと疑問でしょうが、
これは、ひとの身体を支えるときの話しなのです。
自身の身体を支えるとき、どっこいしょと力をかけるにしても、手すりを手のひらで握るよりも、板状のところに手のひらをついた方が、からだにかかる負担は小さく感じるのです。
手すりも棒のような点で支えるより、面で支えた方がラクちんなんですね。
わかっていても介護の現場で使える手すりは棒状ばかりと嘆く必要はありません。
面で支えられる手すりがここにあるのですね。
いままで手すりがなく設置しずらいところ、手すりを設置しづらい部屋の中央にだってカンタンに手すりを作ることができていまします。
広い面でしっかりと身体を支えますから、立ち上がり動作だってスムーズに行えてしまいます。
棒の手すりを握り込むことができない方も、これなら安心して身体を預けることができますね。
また手すりに開いた穴には指をかけることができますから、引き寄せる動作が必要なときだって、役立つように設計してあります。
ふとんから起き上がるときも下の面手すりに手をかけて、次はその上にある棒手すりに手をかけてと、徐々に体重を上にもって行くことができるんです。
面手すりの部分は畳んで収納することだってできるので、不要なときに邪魔にならずにすむんですね。
素材ですが、ベース板、手すり、フレームはスチール製。
縁ゴムは合成ゴム、
棒手すりの被覆部分は、触わった感じが優しく暖かなエラストマー
平面部分はポリエチレンでできています。
面手すりの高さは6段階で調整可能、一番低くて35cm、一番高くして50cmまであげることができます。
大きさはダイニングチェアより少し大目の面積が必要かなと思うくらい。
立ち上がりをひとりで行うのに、ちょっとは苦労すると感じるようになったらこの
折りたたみ可能な面手すり スタンディPN-L80401 立ち上がり補助
を、ぜひ導入してください。