金属より革は強し。
小物や鞄をファッションで買い換えるひとは、男女問わず、年齢を問わずいらっしゃるものですが、
ぼくは割とものもちがいい方です。だいたいにおいて潰れる、もしくは何かが壊れるまで変えません。
たとえば、スラックスのベルトがそうでした。昨年に買い換えたのですが、それまでおそらく7~8年は使っていたと思います。そのまま使うつもりでしたが壊れたたから買い換えたのです。
ベルトは革製品(たぶん牛革だと思います)でして、革は非常に丈夫で、そのままいつまでも使い続けられたのだと思います。
そう革の部分はぜんぜんOKだったのですが、金属製のバックル(これはおそらくダイキャストだと思います)が、ボッキリと折れてしまい、バックルだけの交換ができないような構造だったので仕方なく新しいモノを買ったわけです。
だいたい長年使ってると、それなりに使い勝手を学習できるので、長所も短所もそれなりに解釈して使えば、そうそう問題が無いのです。
しかしやはり壊れてしまうと話は別。
じつは、長年使ってきた財布がついにその寿命を全うしようとしていたので、ついに買い換えることにしました。
これも牛革製でした、本体自体は、丈夫でまだまだ使えます。少々糸がほつれていますが、まだ革がはがれるには時間がかかりそうです。
しかし、小銭入れに付いているハトメのボタンがつい壊れてしましいボタンを留めることができなくなってしまったのです。
財布を鞄にいれておくと、小銭入れから硬貨がこぼれて、鞄のなかでじゃりじゃりと散らかってしまう始末。
もうほぼひと月前からそんな状態だったのです。ハトメボタンをラジオペンチでよじって締まりよくしたりしましたが、それもダメ。
もう小銭入れは使い物になりません。そこで小銭入れだけを買おうかとも思いましたが、財布が二つになるのは不便かと思い、仕方なく、財布を買い換えるべしと決意しました、
そこで、とあるお店へ入ったのですが、その種類の多いこと。おそらく100種類は優に超えてます。
何を基準に選ぼうか?
その基準はいたって簡単。財布には実用性しか判断基準を持たない僕ですので、とにかく使いやすそうなものをと思い。店にある財布をかたっぱしから、拡げたり、自分のカードを入れてみたりでテストを羽島田のですが、
名だたるブランド品はどれも、まず最初に、選考基準から脱落します。カッコばかりで使いやすそうとは思えないどうもひ弱そうで長持ち思想にない。これが理由です。
長年二つ折りの財布を愛用していましたのですが、その理由はといえば、ただひとつ「コンパクト」だから。
小道具など、軽くて小型に超したことがないと常々かんがえておるからです。
しかしコンパクトすぎて必要なモノが入らないという悩みもありました。
その理由のひとつに身体障害者手帳が入らないこと。実は身障者手帳だけは、別に持ち歩いていたわけです。
身障者手帳を普段の生活で何に使うかと言えば、公共交通機関の料金割引、駐車料金の割引(これは公共の駐車場ならかなりの数で適応できます)、美術館や展示館へ入場割引。
つまり何かの割引で身障者手帳を使っているのです。事実上「割引専用の印籠」みたいなモノですね。
って、わけで財布と密接な関係があると便利な身障者手帳ですから、この際財布を買い換えるなら身障者手帳が、その中にはいる大きさのものを選ぶことにいたしました。
そこで買ったのがこの財布。
これくらい大きいと身障者手帳を、しっかりと中に収納できます。
ご覧の通り、きっちりと中に入っているでしょう。
この財布のおかけで、小銭入れからこぼれた硬貨で鞄のなかがジャラジャラにならずに済みそうです。
さてこれで財布と身障者手帳の一元管理ができるようになったのですが、問題がひとつあり。
その問題点とは重さ。
新しい財布、何せ重たい。
いままで使っていた財布と比べてその重さはおそらく2倍半程度はあありそう。3倍近いかも。高構造も複雑だし、だいいちきっちり作っているからでしょうかね?
もっと軽いモノがいいんですけど、この位の大きさで革製品とならば仕方ないのかもしれません。
僕が学生のころですが、財布にパラシュートの素材を使ったモノが流行りまして、それは学生の半数ぐらいがそれを使っていたのでは無いかと記憶しております。
パラシュート素材は、誠に軽いモノですので、その財布も至って軽量な仕上がりでした。
僕としては、そんくらいの軽さでいいんですけど。いまや売ってないのですかね。
あればどなたか教えてください。もう一度使って見たいと考えているからです。