たおやかなひととき
企業とはやっかいな構造です。たとえば販売促進活動というのは、企業やブランドイメージもかかわってくるので、個人の勝手な行動は許されません。
それが小さなことであろうと、社内的で検討を繰り返し、意見を出し合って、多くの修正が加わって、最終的には上長なり責任者のOKを得てから実行を始める。そういった過程が必要になります。非常に面倒です。
やっとのことで許しを得たのちに、販促物や広告の制作となります。そこでもデザイナーさんや技術屋さんと数多くの打ち合わせや試作を繰り返す作業になります。販売促進活動とは何であろうと、汗と知恵の結晶であることは違いありません。
さて、この写真はイナックスさんの人気商品、サティスのミニチュアです。便器のフタをあけると、オルゴールのように音楽を流れる仕組みになっていて、「たおやかなひと時を過ごしましょう」というのが、コンセプトみたい。もちろん非売品の販促物です。
いまならイナックスのショールームでプラン作成を依頼するお客様に、差し上げていたりすると当社の担当者が申しておりました。
まぁ、かわいいかも。
(宏)