バリアフリー2018

毎年恒例の福祉機器展がインテックス大阪で開催されました。

期間は2018年の4月19日木曜から21日土曜までの3日間。

この展示会のいいところは、同時に開催される慢性期医療展2018、看護未来展2018、在宅医療展2018、もあって、介護や福祉分野の展示だけでなく医療分野の展示もあって、1カ所で多くの情報に触れられるところでしょうか。

僕は2日目の20日金曜日に行ってきたのですが、

会場に入った印象は・・・・・思ったよりすいてそう。

入場のカウンターに並ばないで済むのですから。

中に入ってみても、人でごった返すとは言えません。そのぶん来場者は展示物をしっかりと見てる様子。

知り合いの出展者さんを見つけては、その何人かに昨日や今日の出足を尋ねたのところ、お答えのだいたいは、去年よりは良い感じとのご意見。天候には恵まれてましたしね。

とはいえ、大阪の出展者は減りましたね。

関西の企業さんでも、出展は秋に東京で開催の国際福祉機器展に絞ってるところが増えて来ましたかね。

福祉用具の企業さんの勢いがすこしはかすんでいるのですが、その代わりに自動車業界は福祉車両の出展に力をいれていて、これはこれで見応えがあったのでした。

トヨタの福祉車両

トヨタの福祉車両

写真のこれは、リアゲートが開いて、そこから乗り降りできる福祉車両。

車種はたぶんヴォクシーだと思います。

乗り降りしやすいようにスロープが出てくる仕組みですね。

リフトタイプより安価なのだと思いますが、乗り降りには、スロープのスペースを確保できる場所である必要があります。

福祉車両でスロープを出しているところ

福祉車両でスロープを出しているところ

車種は違いますが、真後ろから見るとこんな感じですね。

高齢者が増えるにしたがい車椅子利用者も増えつつあるので、こういう福祉車両を街で目にする機会は増えつつあります。

さて、車椅子利用者の僕ですが、自動車に車椅子まま乗るのはあまり好きではありません。クルマの揺れに車椅子も揺れるのですが、クルマに固定されてないから、あんまりしっかり間がありません。

どうしても不安を感じるのです。

車椅子利用者もクルマに乗るときは、できるだけクルマのシートに乗り移ったほうがいいと思います。

とはいえ、その乗り移りが難しいひとが多いのは事実。

車椅子ごと乗れる自動車は、社会には必要なのです。

大別するだけで、障害をもつ人が自分で運転するためのクルマ。障害をもつ人は自分で運転せずに乗り込むクルマとなるのです。

福祉車両と一口に言っても多様です。

交通弱者に配慮する製品を大手メーカーが作るとは、日本の社会も豊かになった証しでしょうね。

細かい配慮の製品作りは日本企業は得意だといわれてますから。この分野では世界一になってほしいところ。EV(電気自動車)や、自動運転では、旗色がどうもあまりよくないそうですし。

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