視覚障害者のＯＳ

コンピュータやインターネットは、障害をもつ人々に様々な可能性を開いてきました。有料無料にかかわらず、視覚障害者のためのアプリケーションも多くつくられてきました。でもＯＳとして視覚障害者向けを指向したものは、たぶん初めてではないでしょうか。
僕は知らなかっただけかもしれませんけど。

Oralixは、リナックスをもとにした視覚障害者向けのＯＳだと、ウェブサイトにはそう書いてあります。まだ、アルファ版なので、改善の余地はありありですが、視覚障害者向けとはいったいどんなものなのか、今度ダウンロードして試して使ってみようと思います。フリーのＯＳですから。

ＣＤから起動するので、ハードディスクにインストールは不用なのも気軽に試せていいと思います。
使用言語は英語、フランス語、ブラジルのポルトガル語となっていますが、開発者のグループは、各国語の翻訳者を募集しています。
こんな方法で社会参加するのもかっこいいな。興味のある方は、Oraluxの翻訳ページまでどうぞ。また、ここOraluxのアクセシビリティ宣言は、気骨があってクールです。福岡のYoさん、特によく読んでください。
(宏)