竹の集成材で脳トレ
ひとは歳をとるにつれ、忘れっぽくなると誰もが経験的に感じることで、その対策のひとつとして『指を使う』のが効果的だとも言われています。
指先で感じた情報は、脳へと瞬時に伝わり、「いま触ったモノが何か?」を認識します。
したがって、指運動をすれば脳に対する刺激として伝わり脳が活性化されるという仕組みです。
さて写真ではルービックキューブにも見えるこの立方体は、脳トレーニングパズル1(ブロック) といいます。
その指運動を行うブロックタイプのパズル。
ルールはカンタン、いったんこの立方体をいくつかのパーツにバラしたあと、面を揃えてもう一度立方体をつくるんです。
パーツの形状がバラバラなので頭をつかいます。
パズルの仕組みだけでなく、素材に竹の集積材を採用して、手触りや質感にも配慮しているところがミソ。
日本人であれば、木に触れる感覚で、郷愁や安らぎを呼び醒まされるように思います。記憶を刺戟するのが脳には良い点ですね。
このパズルは、指先のリハビリをしながら介護予防に繋がる商品開発を目指して開発がされたそうです。