必要は発明の母なりき
介護にかかる仕事の中で楽しいことのひとつが、面白いおひととの出会いがあることです。
そういうお方のなかには、発明というか新商品を開発に携わるひともちらほら。
うちの立地が大阪というせいもあるのかもしれません。
大阪では全国初の商売が多く生まれたと言われています。大阪というか、関西全域がそうですね。
昨日も、さるメーカーさんと一緒にいらしたお方が、とある試作機をお持ちになってくださいました。きっとそういう発明家さんのお一人のように思います。
写真で緑色のランプがついた装置は、『トイレ使用中』を知らせるモノです。
トイレに入っていると緑色のランプが点灯して長時間入っていると最後にはブザーまで鳴るようになっています。公共のトイレではちょくちょく見かける機能ですが、これを家庭のトイレでもカンタン設置できるようにとの考えで開発なさっているそうです。
これもご家族がトイレで倒れたのがきっかけで、作ろうと思い立ったのだとか。
「こういうのがあったら良いのに」と、思えども、実際に作るひとは、めっちゃ少ないと思うのですけど。こういうひとは、作ったモノがどうとあれ、ご立派だと思います。茶化す気持ちなどさらさらないですよ。自分はちょっとできないので。尊敬するんです。