空気の生活
暑い、なんか夏みたいですね。
暑いのですが、辛抱できます。
ですから、わが社の事務所はまだエアコンをつけてません。
「社会情勢を鑑みて。環境をおもんばかって、エアコンの使用を控えております」と言うのは公式発表、いやもといただの方便で、本音は経費節減のためです。
儲かってないのですから。
もうちょっと高値で売れたらエアコンのスイッチも入れられるのですけどね。
デフレ脱却というのは福祉用具業界にも必要なのですが、とてもとても。
ですから経費節減のため、日中は事務所の窓を開いたまま仕事をしてるのですが、この時期はまだ風の温度が低めで気持ちいいですから、なんとか壮快な気分です。
風に吹かれていると、つい、遊び心が芽生えてきますね。
「どこか遠くへドライブにゆきたい。オープンカーで」
オープンカー、、、ねぇ。
持ってません。
人生で一度は所有したいのがオープンカーです。
できれば1960年代~70年代初頭のオールズ・モービルなどで、いつの日か、まっすぐな直線を走ってみたいと、こっそり心に秘めておるのです。
そんなオープンカーでドライブするとき、ぴったりな音楽と言えばこの1枚、ライ・クーダーさんのライフ・オブ・エアーでんな。
いわゆるベスト盤とはちがいますが、ライ・クーダーがデビューした初期の名曲がいっぱい。1970年代の乾いた空気感が全編にただよっているええアルバムでっせ。
このタイトル LIFE OF AIR を翻訳すると、「空気の生活」 とでも言うのでしょうか。
窓が全開のわが社の事務所にあてつけのようなタイトルかも。
しかし、窓を開けてると、事務所の前を通る国道から自動車の騒音がうるさいのなんの。
トラックはの走行音はガーガーとうるさいし、ときどき、ピーポ-ピーポーと救急車は走るし。電話も聞こえないことさえあります!
ああ、うるさいって。
いっそ、空気になりたい。空気になってなーんにも気にせずになれたらなぁ。
LIFE OF AIR そういえば「空気の人生」とも翻訳できるよな、、、、。