車椅子利用者でも使いやすいドアストッパー
いよいよ2016年の最終章、12月が始まりました。
早いですね。
歳を重ねると、時が過ぎるのを早く感じるものだとは知ってはいても、あまりの早さで、驚く暇もないほどです。
今年こそは片付けたいと考えていたことといえば、あれや、これ、ここには書けませんが、今年の抱負にしていたことの、半数ほどは手つかずのままですし。
時間が過ぎるを、いっそ止めてしまいたいと思うのですが、人生に一時停止ボタンはついていません。
止めたいものを止められないとは、悲しくなります。
だいたい自分が進みたい方向には、大抵は何らかがはばかるものでして、うまく行かないものですね。
道を閉ざすドアは開いたままにできたらいいのにとつくづく思います。
人生はのドアはともかく、実生活では住まいにあるドアを開いたままにする道具があって、頻繁なドアの開け閉めをせずにすむことは可能です。
通じてドアストッパーと呼ばれていますね。
商品名は個々に違うんですけど。
使い方ドアストッパーの構造によりけりですが、代表的なものだと、ドアを良いあんばいのところまで開いたら、ドアストッパーを床に当ててドアを開いた状態で固定します。
ドアでも締まる側の面、それも床に近い位置に両面テープでドアストッパーを貼り付け、開いたままにしたい位置にきたら、ドアにつっかえ棒をするかの如くにしてドアが閉じるのを阻止します。
家庭やオフィスで活用されていますね。
このドアストッパーを操作するには、手先を床とほぼ同じ位置まで下げる必要があるのですが、車椅子利用者には、身体をそこまで屈められないお方がいます。それも多数。
歩けるひとでも同様です。腰が痛いとか、膝が悪いとかの理由で屈む姿勢をとれない人はたくさんいますから。
そこで、屈まなくともドアストッパーをセットしたり、解除できる装置があって、これ『ハンディドアストッパー』という名前です。
これは床から約75センチの位置にレバーハンドルがあって、それを回せば、ドアストッパーのセットしてドアを固定し、ハンドルを引き上げて解除します。
ドアへの取付は両面テープで貼り付けるだけですから、工具はねじ回しの1本さえ不用です。
これから年が暮れて行くと、なさねばならない大掃除。
掃除中にいちいちドアを開け閉めしてると作業効率が悪いですし、掃除機と通行にも不便ですから、こういう場面でも活躍するのがドアストッパー。
人生ままならずとも、ドアくらい思い通りにしたいお方に。