6月の花は移り気ですと
6月の雨には、
6月の花咲く。
花の命は、短いけれど……
これはシンガーソングライター小椋佳さんの書いた曲『六月の雨』の出だし。
きょうで6月が終わるのですが、当店の位置する大阪は雨空。
梅雨前線まっただ中なのでしょう。まさに6月らしい終わり方かと思います。
6月といえば雨なのですが、僕はそれと同時に紫陽花を思い浮かべます。
ここ箕面でも道すがらの生垣や川原に、ぽつぽつと紫陽花が咲いているのです。
雫に濡れながら咲く赤や紫の花々は、雨が多い6月には風情のある光景だと思えて、僕は好きなのですね。
花には花言葉というのがありまして、こと紫陽花となれば、
『家族団欒』
これは、小さな花が集まりひとかたまりになって咲く様子からつけられたのだと物の本に書いてありますが、紫陽花にとってそれよりも知れ渡る花言葉は『移り気』。
これも花の色が赤や青に変化するところに由来するとか。
さて紫陽花の花色は、土壌の酸度によって変わるのだそうです。
土壌が酸性になれば花は青くなりり、中性から弱アルカリ性であれば花は赤に。
それゆえ天候に左右されているかように思えるのですね。
あれこれと変化してるような紫陽花ですが、実はただ花の色が変わっているだけでして形や咲く場所はずっと同じなのですね。
当店は愚直にも住まいのこと、住まうひとが快適に暮らせる環境作りに勤めて日夜お仕事に励んでいます。。
当店のスタッフも現場に行って、ときとして、顔色が真っ青になったり、真っ赤になったりすることがあるのですが、これもご愛敬とおもっておゆるしください。