瀬川郵便局の呼び鈴
公共の建物をバリアフリー化にしようという機運がずいぶんと熱心で、ひと昔前とくらべるとかなり使いやすくなりました。
段差は、ないし。エレベーターはあるし、新しく建てたものは、車椅子で使いやすい構造になっているのが当たり前のようですね。
しかし古い設計の建物に入居している公共機関もたくさんあって、そういった建物はバリアフリー化しようにも、建て直しが必用なほど改造しなくてはならないので、障害者対応にはいろいろ苦心をなさっているようです。
箕面にある瀬川郵便局もそのひとつで、入口の前には数段の階段があるのですが、建物が敷地の端っこ、道路との境界近くまであるので、スロープの設置はもとより、リフトの設置さえすることができないのです。
そこで、考えられた策が「呼び鈴」の設置。
郵便局の前にある壁に設置してあります。
車椅子で建物の中に入れなくても呼び出しできるようにしています。
ないよりましですね。