ピンクのストラップ

うちの会社には毎月、「福祉用具店で販売してください」と、いくつかのメーカーさんや代理店さんからアプローチが届きます。

営業さんが飛び込みで来るときがあるのですが、時間があいてればお会いしてお話を聞くようにしています。ただ当社は小さな会社ですから僕もいろんな職務を同時にやっているわけで、そういった時間を作りにくい日もあって、ときにはお会いできずに出直していただくこともありますね。そのメーカーさんの所在地が遠い場合は心苦しいのですけど。

さて、売り込みで最初のアプローチでは電子メールを送ってくる方がいらっしゃいます。そのようなメールも、必ず目を通すようにしていますが、読んでみるとどうも手当たり次第に送っているようなメールも多くあって、残念な気にさせられることもしばしば。

送信する側は、メールだと送信コストが非常に安いので、数打てば当たると考えているのでしょうか。たぶんそうですね。

このほかには、商品カタログを郵便などで送って来る場合もありまして、これは僕にとってはありがたい方法です。カタログを読めば意外ときっちりと情報がはいります。時間ができたときに読めばいいのだし、写真が多ければ、それなりに判りますし。

それでも実物を見て、使ってにはかないませんけど。

福祉機器の案内をっくださる会社さんには、 まったくの異業種から福祉用具業界へ新規に参入なさる方もも珍しくないのです。 きょうもさる企業の方がご来社くださって、そのメーカーさんもやはり異業種からの新規参入の企業さんでした。

その商品のひとつが杖につける雑貨。

写真にあるピンクのストラップはケータイ用ではなくて、杖用のストラップなのです。

杖用ストラップのアップ、その１

杖用ストラップのアップ、その２

どうも若い女の子向きの印象ですが、まさにそのとおり。

この雑貨メーカーさんは、若い女の子向けの商品を開発して販売なさっているのです。 ちょっとデザインの方向性が従前の福祉機器メーカーさんとは違って明るい印象にですから、これでいいような気がします。

杖用ストラップを杖につけた様子

杖用ストラップを杖につけた様子

ケータイやスマホに、ストラップをたくさんつけて、じゃらじゃらさせてる子を多く見ますが、そんな子が歳をとったら、杖もこうやって飾るのかも。