ヲタクなマツ六さん
きょうは、介護の手すりや踏み段などを製造なさってるマツ六さんへお邪魔してました。
介護保険は始めると同時に介護福祉の住宅設備機器に参入して、15年。いまやひとかたの存在感をもつ会社さんに育ちました。
どうゆう製品をおつくりなのかと言えば、
下記のように扉を横切るように設置する手すり。でも踏切の遮断機のように手すりの棒がスイングアップするんです。
手すりが、斜めの状態になっていても手すり棒が止まっているのがポイント。
横棒が不意に倒れて、身体を打ちつけたりのが良い点です。
この中途半端な位置で止まるようにとジョイントに工夫を施す姿勢、まさにヲタク魂が発揮されているところ。そういえば近くには関西でヲタクの聖地、日本橋があるんで、そうゆう空気がここまで流れているのかもしれない。
マツ六さんの本社は、大阪市でも天王寺区という立地。大阪で一番お寺が集積してるところでして、周りは一心寺、西光寺、統国寺、施行院、仏足寺、自性院、遍照寺、珊瑚寺などなど由緒あるお寺だらけ。
会社の窓からは、6世紀に聖徳太子が建立のお寺、『四天王寺』と、21世紀に建った日本一高いビル『あべのハルカス』が同時に見られるという有り難さ。
15世紀に及ぶ時の流れが一度に見ることができるのです。
ありがたいやら、感心するやら。