加齢を意識させない高齢者対応の椅子
いかにも高齢者向けという製品は高齢者にはあまり受け入れられません。
みんな自分が歳をとったと思いたくないからですかね。
自分の衰えは意識しつつも、周囲からはそう思われたくないというのは、若い者でも同じですよ。
きょうご紹介いただいた椅子は、高齢者対応をうたいつつも、外観は非常にお洒落な家具として充分に通用するモノです。
これをデザインした家具デザイナーのIさんが、また本人が格好いいシルバーエイジ。
お歳を聞けば68歳。介護保険で言えば第1号被保険者になるわけですが、ファッションもセンスがいいし、こういった歳のとりかたをしたいと思わせる御仁です。
このIさんが、高齢者対応と思わせない高齢者対応の椅子を作りたかったとおっしゃっていたのですが、製品はその狙いどおりの仕上がりだと思います。
高邁な意識が生んだ優れた製品ですね。
この椅子は、いずれ当店でも販売の予定です。