ダー・バー・ダッダバダバダッ。開幕!モテンカルロ

ついに開幕WRC。
WRCとはワールドラリー選手権のこと、つまり自動車のラリー競技です。2005年の開幕戦を僕はいまTVで見ている最中です。開幕戦はもちろんモンテカルロ。知ってるひとは知ってるでしょうけど、毎年ラリーはモンテカルロから始まるのが恒例なのです。
僕の注目はスバルから参戦する異色のドライバー、ステファン・サラザン。このひとF1にも出場歴があるし、ル・マン24時間レースにも参戦歴があるのです。
普通はサーキットのドライバーはラリーに出場しないものなのです。競技の質が違うから、サーキットのひとはラリーでは良い成績は残せません。
それなのにこのサラザン、ローカルラリーでチャンピオンを獲って今年は優勝候補のスバルチームに収まってしまったのですからびっくり。普通は「ありえない」ことです。大抜擢なので今後の成績が注目です。
こんな、「ありえない」設定はドラマの話と決まっていて、ホントにそんな設定の映画が昔ありました。1966年に公開の『男と女』です。主役の男は、サーキットからラリーに転向したフランス人のレーシングドライバーという設定。しかもモンテカルロラリーで優勝!してしまうストーリーです。
映画の本筋は子供もいる男と女の出会いと葛藤をおしゃれな映像でつないだラブストーリーです。僕としてはストーリーはいいけど、「主役の設定は、ちょっとリアリティ無いなぁ」って思ってたんですが、サラザンの出場で実現してしまったようです。奇しくも同じフランス人ですし。けど、サラザンの結果は14位、映画のように優勝はできなかったようです。
映画『男と女』は来月DVDになって発売されるようです。この映画のことは知らないひともフランシス・レイのテーマ曲は誰でも一度は耳にしたことはあると思いますよ。そのうちに僕も買うかもしれません。
(宏)

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