ビデオ監督は営業アシスタント

大阪にある輸入商社さんが、ノルウェーのメーカーが発売する歩行車を日本で発売することになり、その売り込みに当社へいらしたのは、この秋。

とは、いってもまだ半袖で充分なほど暑い時分でした。

さていらしたのは年配の営業さんと女性の営業アシスタントさん、おそらく二十代とお見受けしました。その会社にとっては、ほぼ新規分野に進出なので、お二人とも一所懸命な姿勢が印象的でした。

はなしの流れで僕が、「機能を説明するビデオがあれば、わかりやすいですね」と、話ししたところ、随分と共感をしてくださったのが嬉しかったんですよ。

先日にその会社から封筒が届いて、中にはDVDが1枚。なんと早速にそのビデオを自社で撮影して編集なさったんですよ。びっくり。

ビデオは10分以上もある大作で、YouTubeにさえアップできない長さですよ。

ハンドル部分を説明なさっています。

ノルウェーのアクセス社から発売、 アブリーズウォーカーの説明ビデオの一部

そのロールエンドに監督さんのクレジットまで入っているのですが、そのお名前を見ると、先日ご来社くださった営業アシスタントさん、その人ではないですか。

どうやら自分で監督まで買ってでたらしいですね。やる気まんまんですやん。

聞くところによれば、出演者は社員と関係者ばかりだとか、きっと悲しいくらい予算がなかったのでしょう。大丈夫です。福祉機器の業界は、たいてい広告予算さえ確保できないところばかりですから、自分でビデオを作っただけでも、大、大々々々々大進歩!

さて、肝心の製品、歩行車アクティブウォーカーですが、やや大柄とはいえ、がっしりしていて安定感は高級車のベンツのごとく。また大柄なのぶんタイヤも大きいので段差を乗り越える能力は高いですね。

ブレーキワイヤーは、低価格の歩行車だとフレームから露出しているものですが、この製品はフレームパイプに内蔵させているので、すっきりしたデザインが印象的です。そのあたりがいかにも北欧テイストだと思います。

うちの店でも扱いますよ。商品ページはただいま製作中です。

道の段差の前で、ブリーズウォーカーを押す女性が段差を乗り越えようとしています。

ブリーズウォーカーが段差を乗り越えるところ

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