オレンジの車椅子、元気が湧きます
福祉用具もだんだんとおしゃれになってきましたが、杖なら花柄はもちろん、和風な千鳥模様や、明るいパステルカラーも珍しくなくなりました。
介護衣料品だってそう。普段着にも使えそうなおしゃれなデザインだって、増えつつあります。
車椅子だって、昔は紺色など、地味な色が多かったようですが、某メーカーは女性向けで淡い色のフレームを用意するとかで、カラフルになってきました。
今日、当社にいらした車椅子メーカーのチノンズさんは、そこをグッと推し進めて、うんと明るい色の車椅子を発売なさっています。
今回ご紹介していただいた車椅子の色は、オレンジ色。
かなり、新鮮な印象ですね。
この車椅子、背もたれシートや座面シートの生地がオレンジ色なのはもとより、押し手(グリップ)やタイヤまでがオレンジ色なのに着目。こういった樹脂部分まで着色した車椅子って、そうそう内ですから。
タイヤがオレンジ色!
さて、自動車のタイヤが黒い理由はご存じですか?
タイヤはカーボン(炭)を混入させることで、強度をあげて接地力(グリップ力)を確保するためなのですね。そのカーボンの黒い色がそのままタイヤの色になっているのです。
車椅子や自転車ともなれば、自動車ほどのグリップ力は求められないので、こういった色つきのタイヤでもいけるわけなのですね。
さて当店、快適空間スクリオのブランドカラーは緑色。その意味は、「調和」・「信頼」・「安らぎ」・「新鮮」でありたいという心がけを表しているのですが、差し色(サブカラーとも言います)には、このオレンジ色を採り入れいます。そのオレンジ色がもつ意味は、「快活」・「陽気」・「楽しい」・「社交的」ということ。介護が必要となれば、どうしても気分が沈みがちなのですが、そこは明るくゆきたいという心意気をあらわしているのです。
この車椅子も見てるだけで元気が出そうです。
新年もあけて、早くもひと月が過ぎて、明日から2月。
まだまだ寒い日がつづきますが、春もゆっくりと近づいています。大阪では一年でも一番寒い時期でもありますが、日差しは確実に暖かくなってきますね。寒さに負けず、元気を出してゆきましょう!