今日も暑くてたまりませんが、リフォームは真冬のときも想定してください

今日は通常業務のあとに浴室とキッチン、それに修繕サービスについての勉強会を行いました。

パナソニックのKさんとNさんに講師をなさっていただいたのですが、遅い時間のスタートにも関わらずこころよく引き受けてくださり感謝いたしております。

樹脂でもステンレスより熱に強い素材とか、ゴキブリがいやがる素材を使うとか、最近の機種は進歩してるのですが、こうゆう商売をしていても新たに出てくる機能、新製品への理解がついついおろそかになりがちです。

こうやって機会をもうけないことには、知識不足に陥ります。

さて、パナソニックのシステムバス「リフォムス」について知れば知るほど、かつてはバリアフリーと呼んだ機能は、いまや普通の機能として内包化(インクルーシブ)されている事実を改めて知る次第です。

と、いうか、すでに超えている部分もあるように思います。システムバスとは、浴室リフォームの定食みたいなもの。便利な浴槽、滑りにくい床、持ちやすい手すり、段差のないドアがパッケージになって購入できるわけですから。

歳をとって「浴室をリフォームしよう、それならついでにバリアフリーにしよう。」

そうと思っても、いまの60歳代は元気ですから、身体状況がさほど悪くない場合は、具体的なニーズが生じていないので、どういったリフォームをすべきか決めかねるのですが、素人であれこれ考えるより、それなりの専門家たるメーカーのエンジニアさんが創った製品を導入すれば、大きな間違いをせずに済むと言えるのだと思います。
さてきょう拝見した資料にあったのが、次の事実。

交通事故で死亡した人は約6700人、一方、入浴中に死亡した人は、約17000人。つまり入浴中に死亡するひとは交通事故で死亡するひとの約2.5倍。(2011年の集計で)

その死亡原因の最たるものがヒートショックといいまして、暖房の効いたあたたかり居間などから、お風呂場に入ったとたん、その寒さで、身体に決定的なダメージを受けてしまう現象です。

浴室乾燥暖房機もそこそこ普及してるとはいえ、いまだ大抵のお家では冬のお風呂場は寒い。

その温度変化に身体が対応しきれないんですね。

ヒートショックで亡くなる人は交通事故の2.5倍

ヒートショックで亡くなる人は交通事故の2.5倍

大阪は今日も真夏日、これで16日連続の真夏日とあって、気象観測の記録に並んだそうです。

これだけ暑い日が続けば、真冬のことなど忘れがちですけど、リフォームするときは、冬場のことも考えないといけませんね。

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