高野槇製介護浴槽プロジェクトは着々と進行中
当店、福祉用具の店、快適空間スクリオは、元をたどれば木製のお風呂を作るのがなりわいでして、とはいえ、いまは木風呂は高級品。
なにぶんにも趣味の領域にはいろうかというお品です。
それでも日本人はお風呂好き。とりわけ『ひのき風呂』と聞けば、穏やかなやすらぎを想像するかのようで、いまだに根強い人気がございます。
でも桧(ひのき)が、木風呂にとって最も適した素材かといえば、さにあらず。桧よりも水に強く、丈夫で長持ちの素材は高野槙(こうやまき)。
当社にとって木風呂の主力は、桧風呂ではなくて、高野槇風呂なのです。
介護保険がスタートして木風呂の良さが見直されたかのようですが、『ひのき風呂』ばかりがもてはやされるのは、お風呂屋さんとしては、ちょっとどうかと感じるところがありまして、高野槇製の介護浴槽を自社ブランドで作ろうと思い、ただいまプロジェクトが進行中。
うちのご先祖さんが、興した木風呂の事業ですが、146年たってもまだまだ進化いたします。