スライド式ボタン

手指の動きに難があるお方は、ボタンを留めたり、外したしの動作が苦手です。

いずれの動作も複雑な動きなのです。

ボタンを留める動作とは

片方の手でボタンをつまみ、ボタンホールにボタンの一端を通し、その逆の端をボタンホールの上に出す。

そういう動作が必要だからです。

高齢者や障害者向けの衣料には、ボタンを使わずにファスナーにするとか、すっぽり被る構造の衣料品もあります。

中には一見ボタンに見えても、ボタンは飾りで、その下にマジックテープがついていてり。

マジックテープは付けたり外したりは容易ですけど、あのざらざらした表面が肌に擦れると痛いものです。

ボタン風に見えるものといえば、実は磁石というものもありますね。

さて、写真で紹介するのは、そういうボタン風の留め具の一つ。

ボタン風の留め具が横に3列、縦に4行。合計12個並んでいます。

ボタン風の留め具「ハリマックル」

これは、丸い留め具を重ね、左右にスライドさせると引っかかる構造です。

パジャマにつけてみるたところはご覧のとおり。

スライド式ボタンをパジャマにつけたところ

スライド式ボタンをパジャマにつけたところ

アイデアは面白いのですけど。厚みがあるので、そこがやや難点かもね。

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