驟雨
朝起きたとき、雲ひとつ無い空は、いかにも夏らしい青さでいい一日の始まりをつげるようでした。
午後には所用で、市役所へ行かなくてはならなかったのですが、仕事の区切りが付かず、会社を出たのが午後も夕方の四時半過ぎ。
やはり夏にふさわしい積乱雲が空に大きく張り出しておりましたが、まさか降られるとは思いも識りませんでした。
駐車場から役所へ向かうときは何ともなかったのですが、外にでると、ザザザザーっと雨粒が弾けるような音を立てての強い雨。
夕立だから仕方ないおんで、しばらくは、出入り口の軒先で雨宿りをしていたのですが、おもったとおり五分もすれば、雨足はちょっと小やみに。
その隙を狙って、車に乗り込むことができたのですが、やっぱりびしょ濡れになってしまいましたね。
ゆっくり雨宿りできるほど、余裕のある仕事をしたいものです。(溜息)