思いやり駐車場、利用証じゃけんのう

先の日曜日に伏見稲荷大社さんで見かけた自動車で、フロントガラス越し、ルームミラーのステーに札がかかっているのを見つけました。

シルバーのボンネット越しに見えるフロントガラスの向こう、ルームミラーに札が係っています。

フロントグラス越しに見える細長い札

この車、身障者用駐車スペースに駐めてあったんです。

なんと書いてあるかと言えば、

思いやり駐車場  利用証

思いやり駐車場 利用証

何かと思ったので、自宅に帰って、ネットでちゃちゃっと調べたら、

広島県が実施する制度で、広島県下の公共施設やショッピングセンターなどの施設管理者の協力により『思いやり駐車場』として登録された駐車区画を必要とする人(制度対象者)に、県が発行する『利用証』だそうです。

思いやり駐車場に駐めたときこの『利用証』を車のルームミラーに掲示して使うように促しています。
身障者用スペースの駐車場に、健常者さんが駐車してしまい、本当に必要なひとが使えない場合がしばしばあるのですが、駐車している自動車が健常者だけが使っているのか、身障者も使っているのか、外観からは分からないのがほとんどなので、こういう札を発行しているですね。

関西では、滋賀県で似た制度がありまして、名称は、『滋賀県車いす使用者等用駐車場利用証制度

札のデザインも似てますね。

自動車とは移動手段なので、県単位でしか有用でないとは、いささか珍妙なので、こういうのは国でなんとかしたらいいと思うのですけどね。

でも、自動車のご当地ナンバープレートのようにデザインに地方性があったほうが楽しいと思います。

こういう利用証を作ってる自治体のみなさん、もうちょいオモロイデザインを心がけた方が、制度の周知に役立つと思いませんか?

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