システムバスの新製品WGは移乗ベンチも選べます
住宅設備機器メーカーTOTOさんの新しいシステムバスWGが発売になりまして、その説明を聞いてきました。
特に高齢者向け、障害者向けのバリアフリー仕様とはうたっていませんが、そういった傾向をみつけたのでここにご紹介。
一見したところ、よく見かける普通のシステムバス(ユニットバス)に見えますが。

TOTOのシステムバスWG
洗い場の奥に見えるは、横長の移乗ベンチ。システムバスに組み込まれた仕様は、あまり見かけないですね。

TOTOシステムバスのWGには移乗ベンチ付き仕様も
ベンチですから、腰掛けるのは容易です。

移乗ベンチですから、こうやって腰掛けます
移乗ベンチにお尻を置いたまま、片足づつ浴槽につかってゆけるので、足腰に不安があるひとに優しい設計とも言えるでしょう。

移乗ベンチにお尻を載せて、片足づつ浴槽につかってゆきます
移乗ベンチの高さは床上から44センチ。低すぎないと言える高さ。移乗ベンチの上端と浴槽の上端は同じ高さにしてあります。

移乗ベンチの高さは、床上から44センチ
とりたてて『バリアフリー』と言わないところが奥ゆかしいというか、設計の思想がインクルーシブデザインになってるところで、設計思想の深化を感じ取ることができます。
世の中、こうでないとね。