システムバスの新製品WGは移乗ベンチも選べます
住宅設備機器メーカーTOTOさんの新しいシステムバスWGが発売になりまして、その説明を聞いてきました。
特に高齢者向け、障害者向けのバリアフリー仕様とはうたっていませんが、そういった傾向をみつけたのでここにご紹介。
一見したところ、よく見かける普通のシステムバス(ユニットバス)に見えますが。
![右側に浴槽、左側に洗い場](https://blog.scrio.jp/wp-content/uploads/CIMG1337_B.jpg)
TOTOのシステムバスWG
洗い場の奥に見えるは、横長の移乗ベンチ。システムバスに組み込まれた仕様は、あまり見かけないですね。
![右側に浴槽、左側に洗い場、洗い場の奥には横長の移乗ベンチが備わっています。](https://blog.scrio.jp/wp-content/uploads/CIMG1337_C.jpg)
TOTOシステムバスのWGには移乗ベンチ付き仕様も
ベンチですから、腰掛けるのは容易です。
![右側に浴槽、左側に移乗ベンチ。そのベンチに黒い背広を着た小太りの男性が座っています。](https://blog.scrio.jp/wp-content/uploads/CIMG1338_B.jpg)
移乗ベンチですから、こうやって腰掛けます
移乗ベンチにお尻を置いたまま、片足づつ浴槽につかってゆけるので、足腰に不安があるひとに優しい設計とも言えるでしょう。
![右側に浴槽、左側に洗い場。移乗ベンチに腰掛けて片足づつ浴槽につかってゆく様子。](https://blog.scrio.jp/wp-content/uploads/CIMG1339_B.jpg)
移乗ベンチにお尻を載せて、片足づつ浴槽につかってゆきます
移乗ベンチの高さは床上から44センチ。低すぎないと言える高さ。移乗ベンチの上端と浴槽の上端は同じ高さにしてあります。
![移乗ベンチの高さをメジャーで計っています。](https://blog.scrio.jp/wp-content/uploads/CIMG1343_C.jpg)
移乗ベンチの高さは、床上から44センチ
とりたてて『バリアフリー』と言わないところが奥ゆかしいというか、設計の思想がインクルーシブデザインになってるところで、設計思想の深化を感じ取ることができます。
世の中、こうでないとね。