背もたれを折りたたみ。コンパクトに収納できる車いす
車いすに乗っているときは、それなりにご機嫌ですが、車いすから降りてベッドに移るとなれば、また事情が変わってきます。
降りたあとの車いすがジャマになるですね。
どこに
決して広くは無い日本の住宅事情。誰も乗っていない車いすの置き場所に困るのは、決して特別ではありません。よくあるお話しのひとつです。
車いすを選ぶ基準は、
『自走式か介助式か』とか、
『重量は軽いか』とか、
『座面の高さが40センチより低いか』とか、
『肘掛けがスイングアップするか』とか、
『フットレストが取り外し可能なのか』とか、
『体重が重いひとでも耐えられるか』とか、いろいろとあるのですよ。
でもこのほかに、『車いすを畳んだあとにどのくらい小さくなるか』という観点もあるのですね。
そう車いすを使わないとき収納スペースを少なくできるとは、日本の家屋では重要なことなのです。
そういった畳んだあとに小さくなることを重視すれば、いまから紹介する車いすEX-50GBは、打って付けの機種ですね。
自走式でフットレストは跳ね上げ式を採用し、基本的な機能をそなえたアルミ製車いすなのです。
フレームの素材がアルミ製ですから、重量は12.6キログラムとこの手の機種にしては軽めですし、座面の幅が40センチなのもごく普通。座面の前で床からの高さは43センチ、座面の後ろで床からの高さが41センチとこれもごくごく普通の値です。
特徴は背もたれを折りたたむことができること、また折りたたむと横幅がたった32センチと小さくなることなのです。
座面と背もたれの生地は、ポリエステルですから水拭きもOK。チェック柄は、無地よりも汚れが目立ちにくくてオシャレですよね。
車いすを押すときに使うグリップ(持ち手)は、手前が太くて置くが細めのテーパー状グリップですから、握りやすくなっています。
介助ブレーキはもちろん標準で装備していますし。
後輪タイヤはエアータイヤですからクッション性が高くて、デコボコ道を通っても地面からの突き上げをやわらげますから、乗り心地も良好ですね。
前輪キャスターも素材がPVCですから少々乱雑な路面なら凸凹感を緩和します。
また耐荷重は100キログラムもありすから、かなり肥えたお方でもこの車いすなら耐えることができるのです。
車いすに多くの機能や、特殊な機能を求めはしないけど、収納時に小さくなってお手頃価格の製品をお探しならば、このEX-50GBは、お求めなさっても損はないかと思います。