阿比太神社は車椅子利用者もお詣りできます

今年のお正月は、大阪では珍しく元旦から雪が降るわ、気温は低いわ、新年会があるわ、遠い所から親戚が来るわで、初詣で行ったのが4日の日曜日。

京都の伏見稲荷大社は、無茶苦茶な混みようなのはニュースでも聞いていたので、近くの神社、阿比太神社さんへお詣りに行ってまいりました。

読み方がむつかしいでしょ。『あびたじんじゃ』と呼びます。

本殿で二人の女性がお詣りをしています。

阿比太神社の本殿

白地の丸い提灯に墨で阿比太神社と書いてあります。

阿比太神社の提灯

創建の年は定かでないのですが、1000年以上も立つ古い神社さん。

御祭神は、素盞鳴尊(すさのおのみこと)だそうです。

境内には末社の『大杉稲荷社』も

大杉稲荷社の説明

大杉稲荷社の説明

さて、この阿比太神社さんの末社、大杉稲荷社は、京都の伏見稲荷大社にと深い御縁があるのだとか。

鳥居だって、ほらこのとおり。

京都の伏見稲荷大社の千本鳥居を思わせるでしょ。

赤い鳥居がいくつも並んでおり、その奥に拝殿があります。

末社の大杉稲荷社の鳥居。京都の伏見稲荷大社の千本鳥居とよく似てますね。

この末社、大杉稲荷社は、伏見稲荷大社の大杉稲荷大神の御分霊を奉祀しているのです。

つまりここ箕面の大杉稲荷社さんにお詣りすれば、京都の伏見稲荷大社さんにお詣りしたのと同じことになるのだとか。

大杉稲荷社さんも、五穀豊穣、商売繁昌の神として尊崇厚き稲荷社なんです。

さて、神社と言えば石の階段。

車椅子でお詣りできない神社が数多くあって、伏見稲荷大社ももの凄い坂があって車椅子利用者独りではとてものぼれません。

その点、この大杉稲荷社さんは、ほぼフラットな地面なのでお詣りができるのですね。車椅子利用者にも優しい神社

実は、阿比太神社さんだって車椅子利用者のことを考えていらっしゃるのです。

本殿に至る道の一部をスロープ化して車椅子利用者でもお詣りしやすいようになっているのですね。

本殿から石のスロープが延びています。

阿比太神社のスロープ

いわゆるバリアフリー化ですね。

神社も氏子さんの高齢化に配慮しないとやってゆけないのか、そうでなくともお詣りするひとに配慮してくださるのは嬉しいことです。

あんまり嬉しかったので、おみくじを引いたところ、出てきたのが末吉。去年は西宮戎さんでは大吉を引き当てたのですが、二年連続で大吉とはゆかないものですね。

せっかくですから正月飾りを買って、店に飾っています。

わらの筒に金屏風、屏風の中央には寿の文字、その屏風の前には七福神が並んでいます。

阿比太神社の正月飾り

なぜか、末社の大杉稲荷社のほうが目立ってますね。

金屏風に阿比太神社と大杉稲荷社の札

阿比太神社と大杉稲荷社の札

ことし一年が商売繁盛にまりますように。

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