モビルスーツの卵・マッスルスーツ

介護職に就くひとの悩みと言えば、腰痛。

それが高齢者を抱える動作は腰に負担をかけてしまいます。

なにも介護職だけでなく、工場だろうと屋外だろうと施工作業、物流や農作業だって同じ。

身体への負担を軽くする目的で身体に装着する装置がいくつか開発されています。

写真の機械もその一つ。背中に背負っているV字を逆にした形状の装置は、人工筋肉で腰関節の負担を軽くする機能を持たせています。製品名は、『マッスルスーツ』 と名付けられていて、機械でなく『スーツ』という定義みたいです。スーツですけど、衣料品屋さんでは置いてないでしょうね。

なお、人工筋肉とは金属製筒の開口部から見えるゴムチューブで、ナイロンメッシュで包み両端をかしめた構造になっています。

女性が逆V字形の機械を背負って腰をかがめています。

マッスルスーツ

おもしろいのが動力で電気を使わないこと。青色のチューブの先端を口に含み、息を吹くことで動かします。

なにも思いっきり息を吹く必要はありません。

こういう金属の装置を 『スーツ』 と呼ぶのは、少々違和感を覚えますが、それはモビルスーツの影響なのでしょうかね?

マッスルスーツの開発者さんは、どうやらガンダム世代のようですし。

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