世界遺産で厄祓い

今年にはいってもう6月、つまりほぼ半年が過ぎようとしています。

「今年は良い年だ」とか「悪い年」だとかいいますが、僕にとっては、相当に悪い年です。

良くないことがガンガンと続きます。

冬の寒さが身に滲みて、我慢できないほどでして、あんまり暖房機を使いすぎたせいか低温やけどをしてしまいました。

4月には、自動車で追突事故に巻き込まれましたし。

その4月は夕方になったら39度前後の発熱が出る日がつづきまして、ずっと町医者にかかっていても原因がわからずじまい。

あんまりにも身体がしんどいので、箕面市立病院で診察してもらいましたら、即時に入院となってしまいました。入院後しばらくは高熱が出たり下がったりで病院で伏せて、ついには手術。そういうわけで5月はほとんど入院生活。

やっとこさ退院したとおもったら、人事評価の業務改善を依頼していた社労士事務所が突然に辞めたいと言い出したり、まさに踏んだり蹴ったりの日々。
災い続きは、何かある。人智の及ぶところではなさそうなので、お祓いでもしていただかねば、先が開きそうも無い。

そこで、先の日曜日は、そのお祓いをしていただきました。

毎月、伏見稲荷大社さんにお詣りに行くのでその日もお稲荷さんへお詣りに。

そのまま伏見稲荷大社さんでお祓いしてもらいたかったのですが、大社のなかでもお祓いをする建物まで行くのが大変。いや歩けるひとならまだしも、車椅子生活の僕では、その階段や坂道を到底通れそうもない。

仕方ないので、伏見稲荷大社さんは諦めて、ネットで探して車椅子で行けそうな神社を探したのですが、どの神社やお寺が車椅子で行けるのかどうかがわかりません。

写真をみて何となく大丈夫だろうと思ったのが京都も東山にある吉田神社さん。伏見稲荷大社から車で20分~30分ばかりですから、車を走らせまずは現場に。

川端通りを走り東山参道を前にしてがっくりです。ここも長い急な坂があって、とてもでは無いですが行けたものではないので、断念。

もういっぺん一所懸命に探して、北区にある上賀茂神社さんなら行けそうです。

吉田神社から車をまた30分ほど走らせて上賀茂神社へ到着。

白砂の上に赤い鳥居が立っています

上賀茂神社の鳥居

緑が深い厳かな雰囲気は、さすがに世界遺産だけのことはあります。

上賀茂神社の境内にある木々

上賀茂神社の境内にある木々

木々の隙間から暮れて行く太陽が見え隠れします

木々の隙間から暮れて行く太陽が見え隠れします

巫女さんに、お祓いを受けたいと申し出たところ、本来のお祓いをするところへは車椅子では行けそうも無いとのお返事

ですが、そこは掛け合って、別の建物でなさっていただけることに。

僕はお祓いをしていただくつもりで、ここに来たのですが、神社の境内には厄年の早見表というのがあって、それを見れば、僕の年齢だとなんと小厄にあたることがわかりました。

自分が厄年だったとは、初めて知りました。道理で悪いことが続くはずだぁ。
その日の上賀茂神社さんでは結婚式が3組もあり、僕のお祓いはその式が終わってからのこと。お日柄が良かったんでしょうね。でも随分と長く待つことになりました。

お祓いを受ける社殿には十数段の階段があったのですが、それは神職の皆さんが車椅子を介助して上にあげてくださいました。

上賀茂神社の社殿

上賀茂神社の社殿

神主(?)さんに、祝詞をあげていただだき、御幣を頭のうえでバサバサと振っていただきまして、厄祓い完了。
世界遺産でなさっていただいた厄祓いですから、相当に強力なハズだと思います。

これで運も一転するといいのですけど。

円錐形の盛砂

円錐形の盛砂

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