パナソニック新商品内覧会 NEW BOX 2015

パナソニック ホーム&リビングさんの新商品内覧会『NEW BOX 2015』が大阪では昨日から開かれてまして、ご担当のKさんにお呼ばれしたので、昨日はお邪魔してまいりました。

場所は大阪南港のATCホール。

Panasonic home & Living

Panasonic home & Living

ホーム&リビングとはキッチンやユニットバスなど家庭向けの設備機器を扱うパナソニックさんのサブブランドです。

さて会場ではいきなり家庭のエネルギーや設備を集中して管理するHEMS(ヘムス)の展示から。

このあとにLEDが続いて、やっとキッチンやバスルームという按配。

白い部屋のなかにテレビは1台パナソニックさんで各種照明をアレンジする展示

パナソニックさんで各種照明をアレンジする展示

さすがは電気屋さんだけあって、住まいの電子コントロールにかける意欲は、同業のTOTOさにゃLIXILさんを間違いなくしのいでいます。

新商品内覧会場で壁並んでに展示物が あり、その前には数人のひとが見てるとなしに立っています。

パナソニック新商品内覧会 NEW BOX 2015 の会場

昨日の報道では、総務省が機器同士の通信専用に「020」や「030」「040」で始まる番号を割り当てる方向で検討しているとの記事がありましたが、スマートメーターや見守りサービスの浸透で、当社の仕事も、いっそう通信に深く関わって行くことになる見込みです。

ところで、僕が気になったのはパナソニックさんがHEMSに賭ける意気込みの強さ。HEMSにはパナソニックさんだけでなく国内の家電や住設メーカーさんがこぞって意気込んでいるのですが、先月はグーグルが家電向けに新しいOS、Brillo(ブリロ)を発表したばかり、アップルもiOSで住まい通信で深く関わってくる模様です。

日本だけHEMSで通用するのでしょうか?

ガラケーの二の舞になりそうで心配です。そのうち日本の製品だけ世界的に互換性が欠けてしまいませんか?

日本のメーカーさんや政府はもちろん賢いひと達がたくさん働いているのですから、何かの対策を行ってはいるように思えますが、年金情報の管理体制を思えば、、、、、やっぱり心配。

HEMSの行く末はさておき、

スクリオ的にはもちろんバリアフリー対応の情報収集も怠りなく行ってまいりました。

下の写真は車いす対応のミニキッチン。

車いす対応のキッチンが奥に手前には車いすが一台。

車いす対応のミニキッチン

シンクの下が大きく開いて車いすごと膝が入る構造になっています。

ガスコンロでなくIHヒーターを装備。

以前から出てる機種ですけどね。

一般家庭用と言うよりサービス付き高齢者住宅向けの商材かと思います。

同様の構造をもった車いすで使える洗面化粧台。

洗面台は浅く、膝が入るよな構造です。そのボウルの前には緑色の車いすが置いてあります。

車いす対応の洗面台

陶器製ボウルは浅め、その下に車いすごと膝が入るような構造になっています。

二連式ですから、これも個人宅向けでなく施設向けの仕様だと思います。

パナソニックさんこの分野にかける意気込みはなかなかのものでして、電気屋さんらしく住まいを電気を使って快適化する方向の商品展開を見せてました。

同じようなメーカーさんが多数ある日本でブランド力を活かすにはこういう点を強調するのは一つの策とは思います。
展示内容は、かくの如く。

バリアフリー的な展示もあったパナソニックさんですが、ひとつ文句を言いたいのはこのATCホールへのアクセス。これ、パナソニックさんの責任ではなくATCさんの責任でしょうけど、まるでなってない。、

会場は地下2階。

ATCのビルにはたくさんのエレベーターがあるので地階へ繋がっていなかったり、地階へのボタンがあっても止まらない設定であったり、同じ地階でも通路が繋がってなかったり。

ATCホールへ行けるルートが見つからない。

地下2階から地上1階までが吹き抜けなので、会場の入り口を上から覗くことはできても、中に入れない。

結局は階段近くにあるエレベーターで行けるとATCの職員さんに案内されてわかったのですが、そこかしこのひとに尋ねても、そんなこと誰も知らないのです。

ATCホールへの入り口探しで40分から50分も費やした次第。

案内の看板くらい、出してください。

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