できることは、かすかでも
先週に起きた大地震は、多数の被災者を生みました。
被災地の病院や医療機関では、けが人の治療に当たるとともに入院患者さんの対応も欠かせないのですが、病院自体も被害の大きさゆえ入院治療が続けられなくなりました。入院治療を満足に続けられず亡くなる方も出てきたのです。
熊本県大津町にある熊本セントラル病院もそうした医療機関で、入院患者さんを福岡県広川町の病院へと転院させざる終えない事態に陥りました。
患者さんを受け入れた病院さんもいきなり入院患者さんが増えたのですから大変です。
福岡県広川町の姫野病院さんは、その熊本セントラル病院から111名もの患者さんを受け入れたゆえ、車いす、せっけん、大人用おむつ、体温計、下着、パジャマ、ベッドとあらゆる物資が足りない状況になっているそうです。
熊本セントラル病院にかつて勤めていた方からその話をお聞きしたので、当社からは車いすを送る手配をとりました。僅かな数ですけど。
姫野病院では物資のみならず人手もまったく足りておらず、職員さんボランティアさんは眠ることも満足にできてないとか。
あまりに大きな被害に、当社ではこんなことしかできませんが、今後もできることを探してゆきます。