スライド式ボタン
手指の動きに難があるお方は、ボタンを留めたり、外したしの動作が苦手です。
いずれの動作も複雑な動きなのです。
ボタンを留める動作とは
片方の手でボタンをつまみ、ボタンホールにボタンの一端を通し、その逆の端をボタンホールの上に出す。
そういう動作が必要だからです。
高齢者や障害者向けの衣料には、ボタンを使わずにファスナーにするとか、すっぽり被る構造の衣料品もあります。
中には一見ボタンに見えても、ボタンは飾りで、その下にマジックテープがついていてり。
マジックテープは付けたり外したりは容易ですけど、あのざらざらした表面が肌に擦れると痛いものです。
ボタン風に見えるものといえば、実は磁石というものもありますね。
さて、写真で紹介するのは、そういうボタン風の留め具の一つ。
これは、丸い留め具を重ね、左右にスライドさせると引っかかる構造です。
パジャマにつけてみるたところはご覧のとおり。
アイデアは面白いのですけど。厚みがあるので、そこがやや難点かもね。