片手でポリラップを切ります

健常なひとが普段は両手で何気なくしている作業であっても、片手が不自由になったとたん、まるで融通がきかなくなることはよくあることで、調理の作業は、片手でできないことばかり。

たとえば焼き飯を炒める動作。

フライパンで炒めながら、ご飯を混ぜる動作は、両手が使えなくては実現できませんね。

このほかに大根をおろす動作。

木製の机の上に陶器でできた白いおろし器を置いています。

片手で使えるおろし器

片手でおろし器をしっかり押さえたまま、大根をこすらないとおろすことができません。

写真のおろし器は、陶器製で、しっかりと重いので、調理台の上において、大根や人参などの野菜をおろしやすいようになっています。

白いおろし器のイボ部分をアップしています。

おろし器のアップ

さて調理した食材を保存するのにポリラップを使いますが、これも片手では、切る動作が難しいのです。

写真のラップカッターはポリラップを片手で切りやすいようにフタ部分(写真ではオレンジ色のところ)に歯がついています。

木製の机の上にラップカッターをおいています。

片手でポリラップを切るラップカッター

テレビ東京のトレンドたまごで取り上げられて人気になったそうですが、まだまだ、世間では知られていません。障害をもつひとが暮らしやすい環境が整うのはうれしいので、ここで紹介しておきます。

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