介護の現場では、約8割の方に腰痛経験があり、約6割の方が
現在も腰痛の症状があると言われています。そこで、
移乗時の腰痛予防になる体の使い方をご紹介します。
体の中心にある腰に負担をかけない介助方法は、
介助者の鼻とつま先が常に同じ方向を向いていることです。
介助動作の際に体をひねるのは、腰に負担をかけるので
危険です。ベッドから車いすへの移乗時の動作では、
介助する方は自分の両手を身体に近いところで使い、
肘を曲げた状態で両手・両足の4点に介助者の
体重を分散することで腰への負担が軽減されます。
是非ご参考にしてください。