NEW BOX 2016 パナソニックの新製品内覧会

大阪は南港のATCホールで、パナソニックさんが住宅設備機器の新製品内覧会 NEW BOX 2016 を昨日から開催中。

せっかくご招待をいただいたので拝見して参りました。

黒い帯にNEW BOX 2016と記してあります

パナソニックの新製品内覧会 NEW BOX 2016の受付

会場内の撮影は禁止だったので受付の写真だけですいません。

今回の展示でパナソニックさんは照明に力をいれてらっしゃるような印象をうけました。いまどきですからもちろんLEDが中心ですよ。

展示の製品は、調光機能をそなえた照明で昼光色から電球色まで色がかわります。一室の設置は天井灯だけでなく、壁面やワンポイント照明といった複数の照明器具、分散照明の組み合わせを強く押し出しているのは、いまのトレンドというところでしょうが、高齢者対応もかねているような気もしますね。

さて、システムキッチンですが、パナソニックさんのトップグレードLーCLASSの新作は、ワークトップの素材にアラウーノと同じ素材を採用なさったのが大きな特徴。

この素材は硬度が9Hと非常に硬いので、陶器をワークトップに載せたまま滑らせても傷がつくことさえないようです。

システムバスでのリニューアルポイントは、システムバスイメージから脱することだと感じました。見た印象は在来式浴室に近づけている感じです。

このシステムバスですが、高齢者対応にも気遣っていて、シャンプー置き場の縁がそのまま手すりとして使えるような形状と強度を持たせています。その縁は断面がかなり複雑でして、握ったときにいかにしっくりするかに配慮したものになっています。

シャワー水栓(蛇口)で湯水を出したり止めたりをするスイッチも葉書大の4分の1ほどもある大きさですから、手指が不自由なひとの多くにも対応が可能ですね。

パナソニックさん家電メーカーとはいえ住宅設備には幅広い分野に製品を供給していて、おそらく家一軒まるごとパナソニックの製品でつくれるくらい種類が豊富。

そこでパナさんが力を注いでるのが、スマートHEMS(ヘムス)。

HEMSとは、個人住宅のエネルギー管理システムのことを言います。

こう書くとと難しそうですが、『電気の使用量をチェックして節電できるように電化製品を制御する仕組み』なんですよ。

語源はもちろん英語でして、Home Energy Management System の頭文字をとって名付けられました。

今回のNEW BOX 2016の展示では、照明や洗濯機やエアコンをこのヘムスでコントロールする仕組みを展示してたのですが、ちょっとしたテーマパークの展示の如くにわかり易い。

そして、このヘムスを活用して実現しようというのが、Net Zero Energy House、これは住宅で太陽光発電などで作るエネルギーが消費するエネルギーと同じか多いくらいの住宅のこと。略称がZEHでゼッチと読みます。

このゼッチの普及は国が推し進める策ですので、各社力をいれてますが、この会場でも「ゼッチではパナソニックのご採用を」という気概があちこちに散見されました。

さて、今回の展示で大きな異彩を放つ展示といえば、

なんといっても「黄金の便器アラウーノ

写真でお見せできないので残念ですかど。アラウーノ全体が黄金色に輝いているのです。たぶんメッキだと思います。そういえばバブル時代にもこんあ色の便器があったような気がしますけど。機能面でが格段に違いますよ。

いったい値段が幾らするのかと思えば、これ非売品。

非売品とはもったいない。使い道あるでしょう。

いっそアラブや中華圏のド金持ちにDMを送ったらどうでしょうか。1台くらいは、売れると思いますよ。

売値も思い切って10万ドルとかつけたりしたら、ギネスブックに『世界一高価な便器』で掲載されて宣伝になると思いますし。

ブランドイメージとはいささかずれてますが、話題作りが上手なのはパナソニックさんの伝統ですね。

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