自分に合った歩行杖の長さは?
歩行杖には豹柄やスワロフスキー・クリスタルが埋め込まれている杖などおしゃれなものも多くあります。
杖を持つなら気に入ったものを持ちたいですね。
杖を購入するときに気になるのが、デザインともう一つ。
「杖の長さが自分に合っているか?」というところですね。
身体に合っていない杖は、肩こりの原因になったり、手首を痛めてしまう場合もあります。
●簡単に杖の長さの目安を計算する方法
簡単に使う人に合った杖の長さの目安を計算する方法として、次の計算式があります。
身長÷2+2~3cm
身長160cmの方ですと、160÷2+2~3cmで82~83cmになります。
●その他の合わせ方
- 肘を曲げた角度が30度になる長さ
足の小指の外側15cmのところに杖をついたとき、
ひじ関節が約30度の角度になる長さ
- 床面から足の付け根までの長さ
床面から大腿骨の外側のでっぱり(大転子)までです。
- 腕を垂直におろした時の手首の長さ
手首の長さとは、とう骨茎状突起、もしくは、尺骨茎状突起(しゃっこつけいじょうとっき)の位置です。
●まとめ
杖の長さを簡単に計算する式は身長÷2+2~3cmです。
杖には、長さ調節のできる杖もございます。
計算式で杖の長さの目安を知り、ご自分に合った長さに調節するといいですね。
また、外で杖を使おうと考えている方は、靴底の高さを考慮してお選びくださいませ。
ちなみに、歩行器も杖の長さの計算式を使って、高さを計算しますよ。