スーパーが投票所
昨日7月22日は、参議院選挙の投票日だったのですが、皆さんは投票なさいましたか。
報道によれば、投票率は48.80%と、過去2番目の低さ。50%を割り込んだのは24年ぶりだったとか。
この低い投票率をあげるため、各地の選挙管理委員会さんは、頭をひねって四苦八苦なさってるそうで、投票を呼びかけるポスターとかCMはその現れです。
「行きましょう」と呼びかけられたところで、行き慣れない場所まで行くのは、面倒な話し。
投票に行けば、面白いイベントがあるならまだしも。そういうことは無いですから。
そういうわけで、低い投票率を上げる策として、投票所の場所をひとが集まる場所にかえるのはそのひとつ。
わが箕面市もそれに取り組んでいて、4月にあった統一地方選挙から、スーパーマーケット『阪急オアシス箕面店』が、その投票所になりました。
広い売り場のすべてが投票所になるわけでなく、売り場の一角にあるイートインコーナーが、投票日に限って投票所として使われるのです。
ここならば投票したあと、そのついでに買い物ができますから、投票率が上がるだろうと見込んでの策なんでしょう。
そういう考え方も成り立ちますね。
4月の統一地方選挙でうちの選挙区は、議席数が2と立候補者数が2と同じだったので無投票でしたから。スーパーが投票所として使われるのは今日が初めてだったのです。
きっとスーパーは混雑するのではと思いながら、その阪急オアシス箕面店へ行ったところ、お店にお買いもの客が、めっちゃ少ない。
日曜の昼なのに、レジに行列さえできてないどころか、手持ちぶさたにレジ係のひとがお客さんを待っているほど。
投票所を見ても投票する人の数より、立会人のほうが多いくらいです。
いったい、みんなどこへ行ったんでしょう。交通情報を見ても目立って渋滞はできてないし。
この地域の投票率が向上したことを願っています。そうでなければ、また元通り小学校の体育館に変わるかもしれませんから。
次の投票もスーパーでできたほうが、手っ取り早いのですからね。