移動用リフトにだって厚労省から助成金が出るのです
おカネが無いと我が国の政府はいいますが、そうはいっても、介護分野にはかなりな予算を割いています。とくに介護事業所さんには助成金がいくつあるのか僕にはわからないくらいたくさんあります。
たとえば介護労働環境向上奨励金という名の助成ひとつとっても広い分野にわたっておカネ(この場合、事業者向けですから投資と言うほうがいいかも)を費やしているのです。
介護労働環境向上奨励金の雇用管理制度等助成なら、介護労働者のシフト勤務の整備などを行えば最大で40万円のおカネが出るのですね。働きやすい環境をつくるとおカネが出るって羨ましいですよ。
また同じ介護労働環境向上奨励金で介護福祉機器等助成とい名の補助は、介護福祉機器を介護労働者の身体的負担を軽減する目的で導入したら、その費用の1/2(上限は300万円)まで国からおカネが出てくる仕組みです。300万円って、ちょっと高級な自動車(僕にとっては)が買えてしまいますよ。
その護労働環境向上奨励金で介護福祉機器等助成で対象になる介護福祉機器のカテゴリーは次のとおりです。
1. 移動用リフト
2. 自動車用車いすリフト
3. 座面昇降機能付車いす
4.特殊浴槽(リフトと共に移動する浴槽や、側面が開閉可能な浴槽)なお、同時に購入した入浴用担架や入浴用車いすも含まれます。
5. ストレッチャー
6. シャワーキャリー
7. 昇降装置(いわゆるリフト、ひとの移動に使えるリフトに限定です)
8. 車いす体重計
なんか、すごい大盤振る舞い。事業者さんでも上手に使っていらっしゃるところもあるのですが、まだ充分にご利用なさっていないところもあるとか、もったいないですよ。