国際福祉機器展 H.C.R.2015・椅子のあれこれ
先週に開催された国際福祉機器展 H.C.R.2015で気になった製品の紹介でその4。
施設では椅子とは腰掛けることもさることながら、テーブルに接近したり向きをかえる動作も頻繁に行うので、そういう動作を容易にした椅子が写真のこれ。
キャスターが前に2輪、後ろに1輪という構成は、回わしやすさを重視したのだと思います。(メーカーさんから聞いたわけではないですよ)
キャスターの付け根にある四角い箱は、その中にキャスターの回転を止めるロック機構をそなえています。
同様の発想で、木製の椅子にキャスターを備えた製品もありました。
これは椅子にある4本の脚のうち、前の2本にのみ着けていました。肝心の椅子本体の写真をとっていないのでわかりにくいで恐縮しますけど。
このほかに、スポッとチェアで人気の丸菱工業さんが、その低床タイプを試作品として展示なさっていました。
製品化するかどうかは、まだ未定のようですね。
いっそのこと、もう少し低い方が良いかも知れません。