大仰にかまえないのが大事かも
ユニバーサルデザインという考え方は、正しいのですが、実現させるのは並大抵ではありません。
文化や言語、国籍、年齢、性別の違い、それに障害の有無や、能力の多寡を問わずに利用することができる設計をユニバーサルデザインと呼ぶのですが、現実にはどこかに妥協を見出さねばならないものです。
だれもが使いやすいとは難しいことです。
さて、写真は僕が参加したユニバーサルデザインのとある勉強会にお持ち込みくださったさるメーカーさんの製品。
食器を拭く「ふきん」です。
ポリエステルとナイロンの合繊で、マイクロファイバー級の細い糸。
ボリュームのある生地でたっぷり吸水できるという触れ込みです。
大きさは27センチ四方の布が二枚、二辺を重ねて縫った構造になっています。
なによりの特徴は、このふきんだとお皿を一度に両面を拭き取れるということ。
たしかに便利そうです。まだ使ったこと無いけど。
日用品メーカーさんとはいえ、いろいろ努力をなさっているのですね。