アロンマスからロボットへ

昨日は、大阪は梅田のとあるホテルで『第14回近畿安寿会総会・研修会』

茶色の壁に、白いプレートで「あさぎ1 近畿安寿会 総会会場」と書いてあります

あさぎ1 近畿安寿会 総会会場

総会は会の年度報告で、研修会はと云えば、介護ロボットにかかるお話しと腸内環境にかかるお話しの二本立て。

ロボット産業は、経済産業省が日本の3行の柱となるべく、強く推進させている分野とは皆さんご存じかと思います。
昨年、産業技術総合開発機構(NEDO)が公開したロボット白書によれば、現在ロボットの市場規模は1兆6千億円、それがいまから20年後の2035年には10兆円になるとの予測。

そのロボットも現在は工場で使われる産業用ロボットがほとんどですが、2035年にはサービス分野で半分以上が占められると予想されています。

サービス分野とは高齢者介護、障害者介助も当然そこに含まれるわけですね。

近年の福祉機器展ではロボットの展示が増えつつあるのは、その流れの一環だといえます。

このさき、増え続ける高齢者人口、一方では先細る就労者数、移民や外国の技能者を受け入れるかどうかとの話しも出ていますが、このまま円安が定着したり、また国勢がいまいちしっかりしない日本に、外国人労働者がそうそう増えるかどうか疑問でもあります。

そこでロボットの活用が一層重視されているわけです。

安寿・ADLサポートバー

安寿・ADLサポートバー

このたびの研修会でのお話しはロボットのなかでも排泄介助ロボットの研究とその商品化について。

アロン化成さん、その昔に塩ビパイプやアロンマスを作りはじめた頃、将来ロボット産業に首を突っ込むことになろうとは、思いもよらなかったことでしょうね。

それは、お風呂職人で身を興したわが社の創業者にとっても、同じことですわ。

商売の極意とはただひとつ、

時代に合わせ、己が変わること。

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