TOTOグリーンリモデルフェア2015
TOTOさんが恒例のグリーンリモデルフェアを2015年6月5日の金曜と6日土曜の日程で開催なさっているので、ちょっと覗いてまいりました。
場所は大阪南港のインテックス大阪1号館と2号館
グリーンリモデルとは、普段使いの言葉になおせば、環境負荷が小さくなるように、ひとが暮らして行く負担が小さくなるようにと配慮したリフォームのことです。
TOTOさんと大建工業さんとYKK apの三社が中心になって推進してるのですわ。
環境負荷のを減らすと言えば、トイレを節水型にするとか、窓からはいる熱線を減らすガラスにするとかですね。
さて、当然ながら高齢者や障害者に対応した展示もございまして、今回目新しかったのは、部屋の角部分に設置する洗面ボウルと鏡。
ボウルの下が広くあいているので、車いすで直接にはいっても膝が邪魔にならない構造です。
車いす対応の洗面ボウルといえば、大抵薄型なのですが、この製品もそれは同じ。
薄型ボウルでこまるのは水はねが酷くてまわりに飛び散りやすいことだったのですが、このボウルは形状を工夫して水はねを抑えることに成功しています。
つかってみましたが、水はねはほとんどないですね。
さて、これワンセットでいくらかといえば、
252,100円。説明をくわえるとこの価格は税別の表記です。
値段が痛すぎですね。まいど車いす対応の製品は割高感がつきまとうのですが、今回も同じ。このあたり何とかしてほしいところです。
さて、現場ではこの他にトイレリフトの展示もありました。
トイレの周辺には点字ブロックを敷くなどして、障害者配慮を打ち出しているのですが、肝心の展示は、床から二つの段を昇らねばたどりつけません。スロープくらいほしいところでしたね。