御社の朝礼は、おいくらですか?
会社のあらゆる作業には必ずコストが発生します。それは工事や設計や打ち合わせだけでなく、郵便物を受け取る作業やどぶ掃除にだって何らかのコストがかかるのですね。
先だってスカイマークエアラインズさんが、機内の座席ポケットに「サービスコンセプト」なる文書をいれて物議をかもしましたが、これもコアビジネスに経営資源を集中するという意志を表しているともいえますね。
どの作業にどのくらい力を注げばいいのか。
それを的確にかつ迅速に判断するのがビジネスの極意です。普段は「だと思います」とか弱気な発言ばかりの僕ですが、この件に関しては言い切りますよ。事業運営には、それくらい大事なことはないです。やりたいことは山ほどありますが、うちみたいな小さな会社では全てをこなすにはまったくリソース不足ですからね。
その判断をビシッと行えるよう、先般から業務にかかるコストがいくらなのを改めて計算をしなおしておりまして、それをからわかったことは、どの作業にどのくらいのコストがかかっているのかが、曖昧だということ。わかってるようでわかっていなかったのですね。
前々からうすうすは気づいていたのですが、いやー思った以上に不確定要素が多々かつ大きいことがしっかとわかりました。
たとえば、とあるお仕事をいただいたとして、その作業にかかるコストは、「たったこんなけ」かもしれないけど、実は「こーんなにかかってる」可能性もありうるので、これではまずいです。
まずは基準となる作業に費やす時間をめいはくにすべく、とりあえず業務日報の内容を変えることで、より精度の高いデータを会社に集めることに決めたのが6月の後半。
そのための仕組み作りに取り組んでいたのですが、8月1日の本日、やっとのこさ実行にこぎ着けました。
それこそお掃除かかるコストも、伝票を入力するコストもしっかりと計算できることを目指しています。
当社、朝礼を毎日おこなっているのですが、これだってもちろん人件費が費やされているわけですね。朝礼だってタダではないのです。
みなさんの会社では、朝礼にかかるコストはいったいおいくらかご存じですか。