障害者自立支援法をどうせ見直すなら。~障害者総合福祉法(仮称)への注文
いま議論の障害者自立支援法の廃止後に制定予定の障害者総合福祉法(仮称)ですが、新しく法=制度を作るのなら、障害者権利条約に合致したものにしてほしいものですね。
本質的に障害者権利条約とは、日本の障害者関連法規の上位に位置するモノですから、その精神にのっとった制度を整備しなくてはなりません。
そのことを考えると、現行の障害者自立支援法というのは、かなりズレてるものですね。
実のところ障害者の自立にはあんまり関係ないどころか、害悪でさえありますから。
いったい何の自立だろう?と思えば、「障害者福祉予算の国庫負担からのり離し」という、銭カネの自立、いや放擲に近いのではと思います。
ウチみたいな福祉用具店が言うのもなんですが、
福祉の《市場化・営利化・商品化》は、全面的に改めてもらいたいです。
新自由主義路線に沿うた政策は、社会福祉の分野では困りものですよ。